こちらの本を読了。
ミニマリストの人が月10万円でどうやって暮らしているのだろう、と
具体的なやりくりや家計簿実績を期待して読みましたが全然違いました。
主に著者がミニマリストになった経緯や、夢を叶えるために本当に望んでいることに注力するために〜といった、ミニマリストの良さを伝える本。
が、けっこう良い本でした。
スッキリ綺麗な暮らしを目指しつつ、まだまだつい溜め込んでしまっている自分にとって、やっぱりスッキリしたい! とモチベがあがる本。
読了後にまだまだ捨てきれなかったものをいくつか手放すこともできました。
心に留めておきたいチェックリスト
- いつか使おうと思っているモノ
- 人からもらったモノ
- タダでもらったモノ
- おまけでもらったモノ
- 安くてお得だったモノ捨てるのがもったいないモノ
- 高かったモノ
それらのものは、
- 普段使っていますか?
- 気分は上がりますか?
- 今すぐ手放したら生活に影響が出るモノですか?
これね!
ミニマリスト系の本を何冊か読んだ身としては、ものすごく目新しいことが書いてあったわけではないです。
でも、改めて、この優しい口調で問われると、「あ〜まだまだ持ってるな〜」と。
2年前の洋服一斉断捨離のお陰で、物欲はだいぶ減りました。
けれどまだまだ残っているモノが主に以下のもの。
- いつか使おうと思っているモノ
- タダでもらったモノ
- おまけでもらったモノ
読了後に手放したもの
いつか使おうと思っていたモノ
こちらの『1回しか着ていない服こそ早く手放すべきと思った日』で書いたジャケット類。
実はいまだに1着だけ残してあったのです。
上の記事を書いている時期に転職活動をしていたのですが、ちょうど世間はコロナで面接はリモートブーム。
「リモート面接なら大丈夫かな…」
とサイズが若干あっていないジャケット達を利用続行。
めでたくご縁がありお仕事ゲット。
仕事先はカジュアル服装OKだったので、ジャケット類はもう必要ありません。
晴れてお役目終了で手放せる! 今までありがとね! ってなるところでしたが
- 仮採用期間があるし、なんなら非正規雇用だしまたすぐ面接することになるかも
- そしてその時にまた面接するためだけに新しいジャケット買って増やしたくない
という思いがあって、1着残しておいたんですよね。
あれから約1年。
おかげさまで、職場も私を必要としてくれているし、私も今の職場が気に入っているし、しばらくは動くことはないなと。
非正規雇用は変わらずなので、いつ何時って懸念はありますが、
それこそ「必要になった時に必要なモノを買う」でいいんじゃないかと。
それよりも、この「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」に書いてあった
「あなたが本当に叶えたい夢やライフスタイルのために必要なモノですか?」
といった文章に、「違う!」となり。
例えば、「夢を叶えるためにこの仕事をしたい! そのための面接を受けるためのジャケット!」
というポジティブな思いで持っていたわけではなくて、
「またいつか使う日が来るかもしれないし」、と、
つまりはいつかまた職を失うかもしれないという恐怖からくる備えのために持っていたんですよね。
ハンガーラックにかかっているジャケットを見るたびに、そんなネガティブな思いが過ぎるくらいなら、
「もう使わなくていい! 自分はもう面接する必要なんてない!」ってくらいの気概でいようよ、と。
こうしてめでたくようやく最後のジャケットを手放せました。
タダでもらったモノ・オマケでもらったモノ
入場特典とか前売り券についているグッズなどがこれ。
前売り券は、グッズが欲しいからではなくてただ単純に前売り券の方が金額が安いから買っているのに。
これ、結局グッズを手放す手間とかを考えると、「前売り券=安い」ではないのかもしれない、と思ってみたり。
人に譲ったり、ショップに売ったり、残念だけど破棄するなどして手放しました。
まとめ
洋服の一斉断捨離をした際に、「自分はもう確かな基準を得られた」と思っていたんですよね。
- 不要なものは手放す
- 迷ったら捨てる
などなど。
けれど、こうして見るとまだまだ全然、不要なはずなのに色々な思考を持って手放せないでいるなと。
こうやって色々経験するたびに、
新たなジャッジが増えていきます。
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