納豆についている「からし」について

雑記

「坂上&指原の潰れない店」を見た。スーパー「オーケー」が安売りを叶えるために1円レベルでコストカットを切り進めたという話をやっていた。

見ていると、「確かに、いらないっちゃいらないな~」と思うものばかり。

たとえば、お刺身のツマ。私もお店で出てきたお刺身盛り合わせではツマまでしっかり食べるけど、スーパーで売られているお刺身についていたツマは、なんとなく新鮮でなさそうという感覚からあまり積極的には食べない。

実際、魚の生臭さが移っていたりなにやら赤っぽくなっていたりするものはなかなか食べようという気にはならない。たまに気分が向いたときに味噌汁に入れて食べてみたら美味しかったりはするのだけれど。

オーケーではそのツマを省き、刺身だけ売る。そしてツマが欲しい人用にひと盛30円ほどで別売りしていた。正確な数字は忘れてしまったが、年間で何千万円単位のコストカットになったという。

ツマには抗菌作用や口直しの意味があるそうだけれど、確かにいらない人にとってはいらないもの。その分安くして~と思う人も多いはず。

他にも、肉・魚のトレーを省く、ペットボトル飲料の冷蔵庫での販売を止める、30年以上前からレジ袋を有料化する等々。どれも納得のコストカットでした。

 

 

このテレビを見ながらずーっと頭に浮かんでいたもの。それは納豆についてくる「からし」。タレは使うが、からしは全然使わない。一応冷蔵庫に入れてとっておくが、もともとからしが好きなわけでもないので、そうそうからしを使う料理を食べることが少なく……。数年たって変色してきたからしから、ごめんなさいをしていくのだ。

そしてふと思う。このからし達の存在意義とはなんだったのか……。

納豆についているからしは、メーカーで差はあるもののだいたい1g程度らしい。ほぼ毎日納豆を食べるので、月に30g。年間にして300gほど。よくあるチューブ入りのからしが40gほどだそうなので、年間7.5本のからしチューブを無駄にしている……!

これが生まれてから今までと考えると、ゆうに200本を超える。1本200円程度と考えたら、約4万円分のからし……!

からしの原料を作る農家さんだって、からしを作る職人さんだって、からしをパッキングしてくれた人だったいるのに、その人たちの思いをこんなにも無駄にしている……!

「納豆 からし」で検索すると、予測変換に「いらない」と出てくる。ざっと見たところ、からし使う派は半数を超えるそう。けれど、使わない派も一定数はいる……。

なのに、たれ・からしが付属していない納豆は極少数しか売られていない気がする。いつも使うスーパーではほとんど見かけない。そしてなにより、一番好きな納豆ブランドが旨味なのだ。旨味には、たれ・からしがついている。たれは好きなのになぁ。

納豆も、欲しい人だけ1個いくらで買っていく制度にして欲しいなーと常々思うのでした。

それか、同じ値段でもいいから、からしあり・なしバージョン両方売ってくれないかな。

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