昔のジャーナルを少し読み返していました。
そうすると、色々新たな発見がありました。
漠然とした不安を抱え続けていた
仕事に関する悩みを書いていた箇所で以下のようなことを綴っていました。
- このままでは駄目になりそうで不安
- 社会人としてなってないのでは、人より劣っているのではと不安
- この歳このスキルではまともなところ雇ってくれないのではないかと不安
数年越しに読んだ感想としては、
もう突っ込みどころ満載でした。
以下、荒れ狂うセルフ突っ込みです。
このままでは駄目になりそう不安
「駄目になる」ってなんだ?
具体的に書かれていないから、本当にただ漠然とした不安だったんだと思います。
不安対象が明確にならないと対処のしようがないですよね。
「やりたいことやって駄目だったらどうしよう」なんてことも書いているんですが、
だから「駄目になる」状態ってなんでしょう。
挑戦したけど失敗した、とかでしょうか。
だから「失敗」ってなんでしょう。
試験に落ちた? もう一回受ければいい。
独立したけど廃業した? 会社員に戻ればいい。
借金抱えた? 最悪自己破産すればいい。
不安モードに陥っている時って、どうしても「こうすればいいじゃん!」という現実的な打開策を捻りだしにくいです。
でも、「何が不安なのか」を少し立ち止まって考えると、案外その不安は虚像かもしれません。
人より劣っている不安
これは未だに抱えている不安・悩みです。
でも、これって人類共通の奥底に眠る不安ではないでしょうか。
「俺ってすべてにおいて誰よりも勝っている!!!」って満ち足りている人ってどれくらいいるのでしょう。
年収一千万円になったところで、それより高く稼ぐ人はゴロゴロいるし、
めちゃくちゃ美人の奥さん・旦那さんと結婚したところで、その家庭が円満とは限らないし etc.
「人より劣っている」って、そもそも何をもって優劣をつけるのでしょう。
年収や告白された回数など数字に表れることもありますが、たいていは数値で測れないことばかりですよね。
結局、この問題は「いかに自分の中だけで充足を感じるか」ですよね。
他人と比べない。過去の自分とだけ比べる。
そうはわかっていてもできないものですけどね(´Д`)
この歳でこのスキル不安
これ、今現在もまったく同じ不安を抱えていて唖然としました。
「もう30代だしなー><。メソメソ」と。
20代だったらなぁと何度願ったことか。
しかし、「この歳」不安を書いたまさにその時、ピチピチの20代だったわけです。
20代の時ですら、「この歳」不安があって、30代前半でも「この歳」不安に陥っていて。
たぶん30代後半や40第になったら、「30代だったらなー」と思いあぐねているんでしょうね。
「『今より10年若かったらなー』と思ってタイムスリップしてきた10年後の自分が今と思え」みたいな格言?ありますよね。
いやそれ本当に! と思うのですが、過ぎ去った過去ばかり悔やんでしまうのが人間というものです。
でも、私達が生きるのは今この時だけ。
相応しいスキルがないと感じるならそのスキルを身に着ける努力をすればいい。
もっと若ければ選択肢も多くハードルが低いのは事実ですが、だからって今を諦めてこのままぼーっと過ぎ去るには人生はあまりにも長い。
今この時々で精いっぱいやるだけ。
はいっ 次ッ!
まともなところで雇ってくれない不安
まともってなんだ。
まぁブラック企業は論外だとしても。
上場一流企業は雇ってくれないかもしれないけど、それ以外のすべての企業がブラックなんてことはあり得ないですよね。
きちんと探せばどこかしらあるはずです。
「スキルを積んでこなかったけどまともなところ雇ってください!」 なんていうのも余りにも会社に失礼。
不安は明確化しよう
漠然とした不安って対処しようがないですよね。
きっと色々なものがたくさん積み重なって漠然としたものになっているんだと思います。
もう途方もないくらいどうしようもなく迫る不安たち。
ただ、それを一つ一つひも解いていけば、以外と小さなことだったり対処法があることだったりするんじゃないかなと。
不安は書き残しておこう
筆記開示(エクスプレッシブライティング)はいいと良く言われていますよね。
不安や悩みなどネガティブな感情を書き残しておく。
後から読み返すと、以外となんでもないことだったとわかってネガティブな感情が消える。
今回、私も時間を置いて読み返したことで第三者目線で冷静に突っ込みを入れることができました。
他にも色々いい効果があるので、気になる方は是非ググってください。
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