私はこうして入れられるようになった！　月経カップと自分の形

「第３の生理用品」として巷で噂の月経カップ。

私も３年程前から利用していますが、快適すぎて手放せない存在となっております。

もう、全女子におススメしたい！　そんな月経カップですが唯一のデメリットともいえるのが慣れるまでが大変ということ……。

なかなかカップが入らない
カップは入ったけど開いたかどうかわからない
外出先でどう処理して良いのかわからない

などなど。

私も慣れるまでは試行錯誤の日々でした。そんな試行錯誤の日々で、

「自分の膣の形を意識するようになってから入れやすくなった！」ということがあるので、誰かの参考になればなと思い書き記します。

がっつり行きますよー。

そもそも月経カップとは？　という方はこちらをどうぞ。

スクーンカップ月経カップの使い方

月経カップはナプキンやタンポンに変わる生理用品。生理を快適にする生理用品。

本記事はあくまで個人の体験談です。製品や身体の個体差によって色々違いはあると思いますので、お使いの製品の使用説明書をしっかり読んでご自身の身体優先でトライしてみてくださいね。

自分の膣の形を知る
私が利用している月経カップ

自分の膣の形を知る

まずは断面図イラストをよく見る

保健の教科書をお手持ちでしたら、女性器の断面図をよく見てみてください。

膣って意外と後傾している。そのことを知ってください。

カップを入れる時、なんとなくついつい真下から真上へ入れてしまいそうになりますが、それだとこの膣の流れに反していることになるのでなかなか入らないんです。

私が使っているスクーンカップの製品サイトでも、

トイレに座った姿勢で、体を楽にして、折り曲げたままのスクーンカップを片手にもって背骨の末端に向けるようにして挿入していきます。

と記載されています。

この「背骨の末端」、つまりは背中側の方。もっと言うとお尻の穴の方（膣口にカップを入れてから、お尻の穴の方面めがける感じ）。

そっち方面にクククッと持っていき、そのまま膣のカーブに沿うといい感じに入るのです。

これを意識しやすくするために、断面図イラストを見ておくと「膣は意外と後傾している」とイメージしやすかったのです。

指を入れて膣の形を実際に探ってみる

これは膣内を傷つけてしまう可能性があるので完全に自己責任でお願いします。

※私は医療の知識はないスーパー一般人です。

ただ、

自分の膣の形を知っておくって大事だろうなと思ったため
たまに月経カップが失敗する（きちんと装着したのになぜか漏れる）原因を探るため

指で中を探って自分の膣がどうなっているか確認しました。

触診結果　これが子宮頸部？　奥にペロペロしたものがある

奥の方に何かがある。

中指がぎりっぎりっ届くところに、びろびろペコペコしたものがあります。

そしてわかりました。どうも、カップが入って中できちんと開いたなーと思っていても、このびろびろ部分がカップの中に入っていたりすると、漏れてしまうようです。

これ、世紀の大発見かと思いきや、公式サイトのQ&Aにきちんと載っていました。

Q.　子宮頸部がカップの中に入ってしまいませんか？

A.　子宮頸部は子宮の入り口です。子宮頸部から、経血がピンサイズの穴を通って膣管に流れます。子宮頸部は円筒形または円錐形で、膣の上部に位置します。触れると鼻先のように感じる部分です。子宮頸部が通常の高い位置にあり、月経カップは低い位置に装着するので、子宮頸部はカップの上にあることになります。けれども月経中や出産後しばらく時期、または出産を繰り返された女性はこの部分が下に下がりやすく、位置が低くなることことがありります。子宮頸部がかなり低くなる方の場合、その一部や全部がカップの内部に入る可能性もあります。その場合はモレの原因になってしまうので、位置を低めに装着してみてください（詳しくは、Q,漏れてしまいます。をご参考ください）。

スクーンカップ　製品サイト　Q&Aより

※太字は筆者によるもの。

これかーーーー！！

って感じ。

私は、使用説明書やQ＆Aというのは結構隅から隅までじっくり読むタイプです。

使い始めの上手く入らなかった時も、ここのページは読んでいたはず。

なのに、その時はひっかからず、自分の奥にペラペラしたものがあるとわかってから初めて「ここに書いてあるじゃん！」と意識することができました。

きっと、読んだ当初は「ふーん」いう感じでスルーしてしまったんでしょうね。

百聞は一見（体験）に如かずというか。