こんにちは。時間管理術に長らく迷っていたとのえです。
今回は、タイトルの通りなんですが、ポモドーロテクニックを使って、さらに手帳に行動ログをつけるようになってからダラダラしなくなったという話をしたいと思います。
ポモドーロテクニックとは
を1セットとし、4セットやったら15分~20分の休憩をとり、また次の4セットをやるというものです。
詳しいやりかたはグーグルしたらたくさん出てきますのでそちらで。
行動ログはもともとつけていた
手帳術の本を読むとよく「まずは自分が何に時間をどれくらい使っているか把握するために、行動ログを書きましょう」というのが出てきたりします。
なんどか実践しましたが、なぜか上手くいきませんでした。
それを書いたところで、「ふーん」という感じだったのです。
行動ログというか、だんだんただの日記化してしまい。
その内飽きてやめてしまっていました。
ポモドーロと出会って行動ログに意味がでてきた
それが、ある時ポモドーロテクニックという方法を知ってから「この25分間で自分は何をやったか」を意識できるようになって、行動ログに意味が出てきたのです。
行動ログをつけるために時間と何をやったか意識するようになった
手段と目的が逆転してしまった感はありますが、行動ログをつけるために時間に意識がすごくいくようになりました。
実感的には、とったログで時間の使い方を分析することそのものよりも、こちらの方が成果が高かったように思います。
↓
それにより行動ログが書けないことがストレス
という図式が出来たおかげで、「今この時間私は何をやるのか・やっているのか」をすごく意識するようになりました。
時間の見える化できるようになった
Twitterとか、ちょっと見るだけ、のつもりで手に取るじゃないですか。
だから今まで「今日はTwitterちょっとだけ見た」という認識だったんです。
でも、詳細ログを取るようになって、振り返ってみると、合計1日に2~3時間もTwitter見てたりするんですよね。
余計なことに時間を無意識に使っていたことを知りました。
25分という時間の重要性に気づく
25分の作業で結構色々なことが出来るんですよ。
集中して動けた時は、「この25分でこんなに成果のある行動ができたな」って。
なので、だんだん
という意識が出来上がってきて、ダラダラしなくなりました。
先のTwitterの例なんかだと、2時間(25分×4コマ)の時間を費やしたけど、あの重要な作業を4コマした分くらいの得るものはあったか? と考えられるようになりました。
結果、無目的にダラダラする時間が本当に減りました。
たぶん、今まで25分ないし30分に対する意識が、「なんだかんだ何もできないであっという間に過ぎてしまう時間」と思っていて、重要視していなかったんですよね。
飛行機の乗り換えで2時間待ち、と言われたら2時間をどう過ごすか考える。
けれど、30分待ちと言われると、まぁぼーっとしていれば過ぎるな、みたいに。
軽くとらえていたんですね。
それが、何度か「私は30分でこれだけの作業ができた!」という実績が積みあがったおかげで、30分という時間に対する意識が変わりました。
具体的な行動ログのつけかた
その1.手帳に時間軸を引く
ロルバーンのLサイズに1日1Pスタイルで時間軸を引きます。
1Pに5mm方眼が35個あるので、1マス30分の区切りで書くと7時から23時分まで書けます。
時間軸を書くのは、1日の始まりに「よーしやるぞー」って書くことが多いです。
なぜ市販の時間軸が書いてある手帳を使わないか
単純にロルバーンが好きだからです。
すでに時間軸が書いてあるタイプの手帳を使っている人はもちろんそちらで良いと思います。
なぜウィークリーバーチカルを使わないか
単純に横幅が狭いからです。
作業ログを書くのもそうだし、後ほど振り返りの時に作業内容のまとめや気付きを横に書くので、バーチカルだと書ききれないんです。
その2.行動ログをつけながら1日を過ごす
だいたい朝ごはんを食べ終わって一息ついた段階でまず行動ログを書きます。
- 何時に起きた
- 起きてから何やった(ヨガ・瞑想・モーニングページなど)
- 朝ごはんや朝の支度にどれくらい時間かけた
などなど。
その後、家で作業する日はTODOリストをチェック。
何を優先的にやるか、いつやるかなど考えて、「よし、今からこれやるぞ」とポモドーロをセットして作業に取り掛かります。
常にポモドーロで動く
25分タイマーをかけてその時間内で一区切りの作業をします。
行動ログを詳細に書く
作業ログの書き方ですが、単純に
とかではなく
など具体的に書きます。
こういうことを書き残していくと、自分はこれを調べるのにこれだけ時間がかかるのねーということもわかって良いです。
追々、もっと効率的に調べることはできないかと考えることもできるので良いと思います。
10分程度で終わってしまう作業は、他の10分程度で終わってしまう作業とセットで行うようにします。
など。
本を読むつもりだったのに途中でついついダラけたなども
と正直に。
自分が計画通りに作業したのか・計画的に休憩をしたのか・意図せず誘惑に負けちゃったのかがわかります。
意図せず誘惑に負けてしまう時って、何か別に気にかかることがあったり心配事があったり疲れが溜まっていたりとたいてい何かしら原因があります。
私はついそういうのを気づかず見過ごしてしまうことが多かったのですが、行動ログをつけることによって、そういったことにも気を配れるようになりました。
その3.3色で色分けする
つけた行動ログに対して、青赤黄の3色で色分けします。
これをするとより無意識にダラダラする時間が減りました。
それぞれ、7つの習慣の
- 重要かつ緊急
- 重要だけど緊急でない
- 重要でないけど緊急
を少しアレンジして以下のルールで色分けします。
- 青:生産する系の作業の時間(仕事、勉強、読書など)
- 赤:自分を癒す時間(絵を描くなど好きなことをする、ヨガをする、休憩するなど)
- 黄:生活に必要だけどできたら短くしたい作業の時間(食事、家事、事務的作業など)
な内容で色分けます。
ただ、この色分け自体はそこまで厳密にはしていないです。
晩御飯を、家族と楽しく食べていたら赤の時間にもなりえますからね。
それよりも、
- 自分が1日をどんなことに使っているか
- どの3色にも当てはまらない時間、つまり「重要でも緊急でもない時間」が多くないか
を見える化することが重要です。
分単位で時間管理を続けた弊害
ただし、上記のやり方を2~3ヵ月続けていたところ、壁にぶちあたることになりました。
主な理由は以下3つ。
PMSの時期にぶり返しが来る
元気な時期は、上記やり方でバシバシ作業が進むのですが、PMSの時期にぶり返しが来てしまいました。
2,3日寝込むのを毎月繰り返し、こりゃいかんと。
分単位で朝から晩まで切り詰めてやっていたので、ストレスになったのかなと。
なので、今は少しゆるめにやっています。
時間は意識しつつ、ほどよく時計を見ずにぼーっとする時間も取り入れる感じです。
集中モードに入った時にいちいちログ書くのが面倒
集中モードに入った時、ポモドーロのタイマーが鳴るのも詳細ログを書くのも煩わしくなる時があります。
そんな時は、一応25分のタイマーを再度かけつつ、休憩や4セットも気にせず一気に突き進みます。
ただ、休憩もとらず突き進みすぎると気づかず頭が疲れていることもあるので、やりすぎないようにはしています。
頭が疲れている状態で頑張った数時間の作業の出来栄えと
リフレッシュして集中力が高い時の25分間の作業の出来栄えが一緒だったりしますもんね。。
3色分けも面倒
3色分けが面倒になってきました。
けれど、面倒になってきた理由が、「つける意味ないじゃん」となってきたからです。
というのも、
- どの3色にも当てはまらない無意味の時間
- 黄色(生活に必要だけどできたら短くしたい作業)の時間
この2つの時間がほとんどなくなって綺麗に青ばっかりになったからなんです。
つけ始めの頃は、「謎の空白時間がこんなにある……」「家事にこんなに時間かけていたんだ……」と見える化できて意味があったんですが、
先述のポモドーロテクニックと詳細ログをつけ続けたことによって時間の使い方の意識が変わりました。
その結果、
- 無意味の時間にダラダラ費やすことがなくなった
- 家事等もきびきびこなして最低限の時間でこなせるようになった
ことから、ログを色分けする必要がなくなったのです。
赤の時間が少ないなーということは気になる要素にはなっていましたが、先のPMS問題と相まって「もう少しゆるめにいこう」のゆるめ部分に赤色時間を多く割り当てるようになりました。
ちょうど詳細ログを付け始めて半年ほど経っていたので、時間の使い方の習慣が身に着いたと判断して、色分けに要していた労力と時間を別のことに割り当てるようになりました。
まとめ
休みの日はついついダラダラしちゃう。
会社から帰っても、ついTV見て過ごしちゃう。
今日1日時間あったはずなのに、何もやっていない。
そんな「消えた時間」がこのポモドーロテクニックと詳細ログをつけることによってめきり減りました。
今回のは、あくまでも私のやり方なので、みなさんも色々アレンジしてみてご自分にある形を見つけていってくださいね~。
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